ユーティリティからIPPへ
加速する東電の海外ビジネス

 去る3月29日、東京電力も出資した台湾の彰濱火力・豊徳火力が揃って営業運転を開始した。東電が新規事業の一環として海外の発電事業に乗り出してから7件目だが、今回のプロジェクトで東電は土地の選定やプラント建設といった初期段階から参画。文字通りグリーンフィールド案件として発電所を立ち上げた。東電にとって台湾での発電事業の実績は初めてで、プロジェクトはとりわけ大きな意味を持った。

(vol.112 2004.4.25号より)

重化学工業通信社
ENN編集部