Hitz 日立造船が取り組むウエアラブルPCの世界
- 設備保全に有効、用途開発も進む-



 プラントメンテナンスに活用されるITというと、設備管理システムなどのデジタルデータが主体とされてきた。そんな中、Hitz日立造船は今、ウエアラブルPCのメンテナンス分野の開発に取り組んでいる。

 プラントの現場と中央制御室が同じモニター画面により情報を共有することで、コミュニケーションが俄然取りやすくなる。重量約445gの軽量PCをフィールドに持ち込むことで、中央制御室の環境を現場に持ち込めるようになった。Hitz日立造船の試みは、プラント以外の用途開発にも期待が集まる。



(vol.138 2005.6.25号)

重化学工業通信社
ENN編集部