「ジャパニーズ・ミニマム、ローカル・マキシマム」を実現したTEC
- インドネシア「ブルースカイ」プロジェクトで -


 去る8月28日、インドネシア中部ジャワにあるPERTAMINAのバロンガン製油所で竣工式が行われた。

 この席でユドヨノ大統領は「インドネシアは産油国でありながらエネルギー需要の45%を輸入に頼っている。この理由は製油所が足りないためで、このブルー・スカイプロジェクトの完成は輸入削減に寄与する」と発言した。

 このプロジェクトを手掛けたのがレカヤサ〜東洋エンジニアリング(TEC)のコンソーシアム。TECはこのプロジェクトで「ミニマム・ジャパニーズ、マキシマム・ローカル」を実現。プロジェクト遂行の新しい形に挑戦し、成功した。

 インドネシアにとっての初の国内向け無鉛ガソリン製造プラントは、TECにとっても初めての試みにより建設された。

(vol.146 2005.11.10号)

重化学工業通信社
ENN編集部