多様化する防爆対象機器

タブレット端末、スマートフォンなど、日常生活で使用されるIT機器が多様化するのに伴い、化学プラントなどの爆発性雰囲気でも、様々な機器が使用されるようになった。これらIT機器の多くは回路が公開されていないため、従来の方針では防爆検定の審査ができなかった。そこで産業安全技術協会(TIIS)は、耐衝撃性と静電気対策を審査し、数年前からIT機器の防爆検定の審査を行っている。社会の求めに応じて、TIISも柔軟な対応を見せている。

【総 論】
 対象機器の広がりに柔軟な対応見せる防爆検定
 スマホ、タブレット端末も検定対象に

【My Opinion】
 公益社団法人 産業安全技術協会 会長 永石 治喜氏に聞く
「社会的にも、防爆検定が求められるものであれば、可能な限り対応するべきです」

 IDEC / オリエントブレイン / JFEエンジニアリング / 島田電機 / 星和電機
 中村電機製作所 / 日本アビオニクス / パナソニック / ピーアンドエフ / 村上技研産業
 アズビル / 富士電機 / 三菱電機 / 横河電機


 (Vol.375 2016年4月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部