ヨーロッパの底力

2016 年は、英国のEU離脱やベルギー連続テロに揺れたヨーロッパ。こうした政治面での不安定さはあるものの、ここで育まれた技術には、高い信頼性がある。英国の北海油田の開発基地に本社を置くエクソダスは、油価値下がりにより厳しい環境に置かれているが、苦境を克服しようとしている。また冷凍機のJ + E HALLは、この分野での世界のトップランナーとしての誇りを持ちながら堅実路線を走る。そして防爆機器メーカーの独P+Fも、ドイツで育まれた防爆技術をベースに世界に躍進している。不安定な社会でも、ヨーロッパで培われた技術には、揺るぎはない。

【P+F】
 油価下落でPA部門が不振でもFA部門が好調
 技術力でインダストリー4.0に向けた研究開発にも着手

【エクソダス】
 北海油田から世界市場を目指すエクソダス
 油価下落で苦境も、千代田グループでオフショア事業のライフサイクルに対応

【J&E HALL】
 冷凍機のトップメーカー、英J&E HALL
 技術力とプロジェクトマネジメント力でニーズに対応



 (Vol.389 2016年11月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部