「待ったなし」外国人労働力活用

 プラント工事における人手不足と高齢化は深刻な状況にある。この担い手として期待されるのが、外国人労働力だ。現在、わが国で就労できる外国人は、専門的・技術的な人材に限定される。しかし技能研修制度や社内転勤制度を活用すれば、期間と職種は限定されるが、外国人を労働力として活用できる。日本政府も6月、外国人労働力の受入れについて、前向きに取り組む方針を示した。人手不足の中、外国人労働力の活用は徐々にだが、始まっている。

【総 論】
 人口減少が追い討ちをかける建設業就労者数の減少
 建設業の新たな担い手として浮上する外国人労働力

【各論(制度編)】
 6月に閣議決定された外国人材の受入れ拡大
 現行制度では、外国人技能実習制度の活用で可能

【各論(現場編)】
 外国人の活用に柔軟な姿勢、変わり始めたプラントの現場
 工事会社の中には、外国人活用のためのガイドラインを整備した企業も



 (Vol.426 2018年7月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部