FIRST HALF RESULTS 2019

 このところ、わが国のエンジニアリング各社が米国で多額の赤字を計上している。米国でシェールガスが産出し、このことが、長年に渡り、大型投資が無かった米国を新たなプラント市場に導いたのだが、熟練労働者が不足している米国の生産性は低い。このため、わが国のエンジニアリング企業が多額の損失を計上している。そんな中、米国のエンジニアリング企業には、ポートフォリオを見直し始めたところもある。今回の各社の決算概況は、エンジニアリング産業の過渡期を反映している。

  千代田化工建設/東洋エンジニアリング/日揮/三井海洋開発/IHI/
  川崎重工業/住友重機械工業/日立造船/三井E&Sホールディングス/
  三菱重工業/東芝/日立製作所/富士電機/三菱電機/神戸製鋼所/
  JFEエンジニアリング/神鋼環境ソリューション/
  新日鉄住金エンジニアリング/東芝プラントシステム/富士古河E&C/
  アズビル/横河電機/山九/新興プランテック/高田工業所/
  Fluor Corporation/KBR Inc./Jacobs Engineering Group Inc./
  McDermott International Inc./Petrofac Limited/Saipem S.p.A/
  Technip FMC plc/John Wood Group Plc./ABB Ltd/
  General Electric Company/Siemens AG/斗山重工業/GS建設/
  サムスンエンジニアリング/TTCL Public Company Limited


 (Vol.434 2018年12月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部