入管法改正で、人手不足は解消されるか?

 今年4月、改正入管法が施行され、わが国で活用できる外国人の幅が広がる。プラント業界でも国内プロジェクトの工事では、人手不足が深刻化しており、外国人の活用の途が広がるのはありがたいかもしれない。しかし、扱うのは、あくまでも人材である。戦力として使うには、教育も必要だし、職場でのコミュニケーションも取らなければならない。単に数合わせだけでは、戦力として使うのは難しいはずだ。キッツ、三井E&S造船の技能研修生の活用を事例を参考に、戦力としていかに活用すべきか考えてみる。

【総 論】
 入管法改正で、人手不足は解消されるか?
 最優先に考えるべきは外国人材とのコミュニケーション

【キッツ】
 技能実習制度を通じて国際貢献
 社会のボーダレス化に対応、外国人採用にも力

【三井E&S造船】
 2000年から始まった技能研修生の受け入れが造船事業の競争力強化に
 外国人受け入れで「Win-Win」の関係を重視



 (Vol.437 2019年2月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部