常識になった3次元CAD使用

 以前から、3次元CADの使用は常識になっていた。しかし最近は、3次元CADデータを稼動後のO&Mに活用する傾向が強くなっている。設計・施工で作成されたCADデータは、ライフサイクルに渡って使用され、設備の稼動とメンテナンスの効率化に役立つようになってきた。そのためのツールも開発され、CADベンダーの買収目的がライフサイクルソリューションの品揃えになっていることも珍しくない。3次元CAD使用が常識にできなければ、スタートラインに立てない時代になった。

【総 論】
 常識になった3次元CAD使用
 相変わらず多い、クラウド使用禁止企業

【各 論】
 ライフサイクルにフォーカスするエンジニアリングITベンダー
 設計データの活用で操業効率を向上



 (Vol.438 2019年2月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部