中規模プロジェクトで威力を発揮するエンジニアリングIT

 現在、需要が高まっているプラントに、ごみ発電プラントと医薬品製造プラントがある。いずれも建屋内部にプラントが設置されるため、設計では空間調整が必要になる。この空間調整を効率良く実施するには、建屋を建設する建築設計CADとプラント設計CADの互換性が求められる。ごみ発電と医薬品製造の両プラントの効率的な設計・施工、これらを解決してくれるエンジニアリングITソリューションを各ベンダーが市場に投入している。

 【エンジニアリングITアンケート】
  高まる、データコラボレーションニーズ
  高度機能より、データ連携を重視

 【総 論】
  成長が期待される中規模プラント、CADベンダーの対応は?
  求められる建屋とプラントの空間調整

 【アヴィバ】
   独自開発のデータベース「Dabacon」でスムーズなデータ統合を実現
  「OSIsoft」の買収でプラントのライフサイクルをカバー

 【オートデスク】
  配管・機器・建築設計ソリューションを提供
  プラントのライフサイクルに渡り、シームレスなソリューションを提供

 【ヘキサゴンPPM】
  純国産「EYECAD」とDWGベースの「CADWorx」で中規模ニーズに対応
  ハイエンドで抜群の実績を誇るが、中規模ニーズでも侮れない存在に


 (Vol.504 2022年2月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部