引き続き堅調に推移する焼却炉更新・延命化需要

ごみ焼却炉の老朽化対策は待ったなしの状況にあるが、一方で炉を維持管理・運営する自治体は、折からの財政難に加え、最近ではごみ処理を支える地元の人手不足、資機材や工事費の高騰といった課題に直面している。

はたして、焼却炉の更新・延命化需要はどう推移するのか。1990〜2005年に稼働を開始した274件の炉の老朽化対策工事について調査した。

【総 論】
 引き続き堅調に推移する焼却炉更新・延命化需要
 着々と進む老朽化対策工事、潜在需要にも注目
  ・80件・1万7,000トンの更新・延命化需要

【プロジェクトリスト】
 1990 〜 2005 年に稼動を開始した主な焼却炉と、老朽化対策工事



 (Vol.531 2023年5月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部