「設備データ統合管理システム」が拓く世界

プラントなどの設備は、様々な機器、装置、配管などで構成される。これまで、装置や機器ごとにITを活用して管理するシステムは、要所要所で使われてきた。しかしこれらシステムは限られた機器・装置には有効だが、設備を統合するものではない。

また、それぞれの装置やユニットには、設計データもあり、これらとひも付けられることで、設備は統合的に管理されるようになる。こうした「設備データ統合管理システム」は、処理速度の高速化と大容量化により新たな設備データ管理を可能にしている。これからの設備管理に不可欠なシステムになることは間違いない。


【総 論】
 「設備データ統合管理システム」が拓く世界
  ライフサイクルに対応、時系列を超えた最適管理を実現

【AVEVA】
 プラントのライフサイクルに渡る業務を支援する「PI System」
 世界で2万社以上が導入、効率向上で数多くの実績

【Cognite】
 現場での使い勝手を重視したCDF
 IT・OT・ETのデータを一元化、オープン構造でカスタマイズが容易

【dDriven Solutions】
 ノーコード開発が可能なプラットフォーム「UNLSH」
 ベンダーロックインを回避、レガシーシステムのデータとの連携も実現



 (Vol.532 2023年5月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部