【考えよう 「化学産業のSCM」 】


 数年前にブームになったサプライチェーンマネジメント(SCM)。在庫を減らし、最適生産するSCMのノウハウは加工組立型産業に広く受け入れられた。しかしその後の製造業の関心は、製品の開発から市場投入までの時間を短縮するPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)に移った。

 一時代のブームを作ったSCMは、当初は加工組立型産業を対象にしていたが、アスペンテックは化学産業などの装置産業を対象にしたSCMソリューションを提供している。需要に見合った的確な生産を行うデマンド・ドリブン・SCMは装置産業の効率生産の新しい姿を提示している。

 【化学企業向けSCMでエグゼクティブ・セミナー】
  - アスペンテック・ジャパンが主催、ゲインズ副社長と今岡善次郎氏が問題提起 -

 【タイ・中国に見るSCM導入事例】
  - 経営効率向上を実現、シノペックなどで導入 -

 【アスペンテック Stephan K.Gaines 副社長に聞く】
  「ERPの普及が一段落した中でERPと補完関係になるシステムとして、
                         真のSCMソリューションを提案しています」

(Vol.146 2005年11月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部