CAD新時代、高まる互換性ニーズ
 今年後半、マイクロソフト社は新OS「Windows Vista」を市場に投入する。これによりOSの情報処理は64ビット時代を迎える。 これまで不可能とされてきた機械設計とプラント配管設計用のCADの統合が可能になるなど、64ビット時代の到来には、新しいエンジニアリングITの姿が予見されている。
 多くの情報量を処理できるようになったことで、データの互換性ニーズはいっそう高まる。 その傾向は今回、業界向けに実施したアンケートにも反映されている。 互換性ニーズは今後も高まりそうだ。

 ☆浮かび上がったデータ互換性の重要性 -低いOSへの関心、原因はIT担当者は情報不足?-
 ☆OS64ビット時代到来、変革するエンジニアリングの仕事 -コンピュータが扱う人間を左右?-
 ☆相互運用性(Interoperability)を焦点に -Daratech PLANT 2006 ヒューストンで開催-
                                日本インターグラフ 営業開発部長 清田 隆範 氏

(Vol.152 2006年2月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部