ゴミ焼却炉、市場は強者を待っている

 人口減少社会に入ったうえに、世の中は循環型社会へと向かっている。このため、ゴミ総排出量は毎年、確実に減少している。 市場規模は縮小傾向にある中で、プラントメーカーの中には新規受注から撤退する動きも出始めている。 特にここ数年は、ゴミ焼却プラントの発注は低水準で推移しそうだ。 が、2010年以降、市場が復活する見通しだ。その復活する市場は、従来型の市場とは内容を異にする。 プラントのライフサイクルを効率よくマネージできる企業が市場をモノにできる。 市場で勝ち残るのは、強者だけだ。

  ・ゴミ焼却プラント市場、必要なのは強者だけ ふるいにかけられたプラントメーカー
  ・1970〜80年代に稼動開始した清掃工場の更新計画一覧

(Vol.201 2008年5月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部