ITに伝承される安定操業ノウハウ

 団塊の世代がリタイヤするのに伴い、技術伝承の問題が浮上している。 かつては1947年生まれが団塊の世代の中心的な存在であることから、その世代が60歳になる、「2007年問題」 がベテランがリタイヤする問題として取り沙汰されていた。 2007年には再雇用や雇用延長でベテランは引き続き期間限定の戦力として活用された。 が、その期間延長の期限も迫ってきている。 ここで、どのように技術伝承すべきか。 そんな中で浮上したのがITへの技術伝承だ。 安定操業ノウハウをITに技術伝承する、新しい方法にスポットをあててみる。

【旭化成エンジニアリング】 ワークフローをシステム化した 「TMQ-B」 を市場投入
【三菱化学エンジニアリング】 ITに可能な限り伝承される技術
【アスペンテクノロジー】 利用技術の提供で新ソリューション
【日揮情報システム】 プラント稼動状況の可視化から業務プロセスまで
【ベンティクス】 業務プロセスに特化した 「e SOMOS」



(Vol.223 2009年5月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部