韓国勢を支える屈強の協力会社

 韓国のエンジニアリングコントラクターの躍進ぶりは、目覚ましい。 EPCの各要素でそれぞれ強みを発揮しているが、その中でEのエンジニアリングでは、国内の協力会社の存在が大きい。 マンナワーレートは20〜24ドルで、この水準はフィリピンやインドネシアの平均を下回る。 しかも、韓国企業の一般的な定年は55歳で、エンジニアリングたちも40歳代後半には、自らの第二の人生を考え始めるという。 韓国の高い競争力を持つエンジニアたちは、韓国社会の仕組みが作り出したと言っても過言ではない。

【インタビュー】
 トーヨー・コリア社長 宮下健二郎氏に聞く
  「トーヨー・コリアは、トーヨー・ジャパンを部分的に代替する組織です」

【総 論】
 韓国勢を支える屈強の協力会社
  マンナワーレート20ドル台、社会の仕組みが生み出した競争力 

【SEJIN PLANT ENGINEERING CO.,LTD.】
 韓国最高の協力会社目指すSEJIN PLANT
  2020年に1,300名まで増員、フィリピン拠点も拡充

【YOUL SYSTEMS INC.】
 エンジニアリングツールの開発から活用まで、総合的に対応するYoul Systems
  ITツールの販売代理店から設計協力会社・人材派遣へと業容を拡大

   (Vol.287 2012年4月10日号より)


重化学工業通信社
ENN編集部