より経営に近づくPM

 プロジェクトマネジメント (PM) は、エンジニアリング産業が取り組むプロジェクトの管理手法として確立されてきた。 このPMは、IT業界のシステム開発、製薬業界の新薬開発など、幅広い分野で活用されるようになってきた。 スケジュール、コスト、そして要員 (リソース) を管理するノウハウとして、様々な産業に定着しようとしている。 こうした状況の背景には、プロジェクトの可視化が、経営の管理ノウハウとしての役立つようになったという現実がある。 プロジェクトの進捗を経営判断材料として可視化する。 「PMが、より経営に近づく時代になった」 と言えるだろう。

【インタビュー】
 オラクル バイスプレジデント Yasser Mahmud氏に聞く
 「プロジェクトの進捗管理には、まだ大きな改善余地があります」

 東洋ビジネスエンジニアリング社長 石田壽典氏に聞く
 「建設エンジニアリングでは、大枠で表現されますが、ITのソフト開発では詳細に表現されます」

【総 論】
 より経営に近づくプロジェクトマネジメント
 経営には不可欠、PMSも経営ツールとの連携深める

【ITエンジニアリング】
 「PRIMAVERA」代理店として、製品への深い理解
 周辺製品の充実で、ラインナップを強化

【日揮情報システム】
 日揮のプロジェクトで培われたプロジェクトマネジメント手法を凝縮
 「プロジェクトコスト管理キット」をコンサルティングとともに提供

【マイクロソフト】
 使いやすさと高機能を実現した「Microsoft Project 2010」
 マイクロソフト社の幅広いソリューションとも連携

   (Vol.289 2012年5月10日号より)


重化学工業通信社
ENN編集部