熱帯びる下期プラント市場

 
世界の設備投資は、新しいステージに到達したと言えそうだ。 以前から、産エネルギー地域として注目されてきた西アフリカでプロジェクトが動き出し、ロシアでも天然ガスベースの化学プロジェクトが具体化に向かう。 そして、北米のシェールガスベース関連プロジェクトの動きも顕著になってきた。 これまで市場として見られなかった国や地域でプロジェクトの動きが活発化している。 このうえ国内でも、電力自由化に伴う設備投資が動き始めている。 プラント市場はまさしく熱を帯びている。このチャンスを逸してはならない。

  【化学プロジェクト】 世界各地に注目案件目白押し
               韓国勢失速で、可能性広がる日本勢

  【電力プロジェクト】 下期発電プラント市場は全体的に活況
               海外だけでなく日本国内の新規プロジェクトにも注目

  【製鉄プロジェクト】 インド、トルコ、ネシア、米国に注目
               真価問われるわが国の競争力

  【環境プロジェクト】 国内ではDBO、基幹改良プロ相次ぐ
               海外では、ガス化溶融炉メーカーが西欧に注力


   (Vol.318 2013年9月10日号より)


重化学工業通信社
ENN編集部