2014年 プラント市場見通し

 
今年のプラント市場はかなりの活況になることが予想される。 海外市場では、北米でシェールガスが産出されたのに伴い、かつてはほとんど市場として存在感が無かった北米が巨大市場になった。 しかも、北米の刺激を受けたロシア市場も動き出す。 またアジア、中東市場も着実に経済を成長させており、新たな設備投資需要が生まれている。 さらにアフリカ諸国も天然ガス資源が確認され、新たなプラント需要がある。 需要がない地域は、人件費が高騰してプロジェクトの経済性が確保できなくなった豪州と経済回復途上にあるヨーロッパくらいだ。 日本国内でも電力自由化に伴う発電プラント投資が見込まれる。 今年の市場は過熱気味だが、これだけのプロジェクトが一気に具体化すれば、人件費や資材の高騰も予想され、新たな問題が浮上しかねない。 案件を追いつつも、周辺状況を見ながら対応する必要がある。

  【化学プロジェクト】 世界各地で案件目白押し
               シェールガスに沸く米では発注相次ぐ

  【電力プロジェクト】 米国ではGTCC、アジアでは石炭火力の動きに注目
               国内でも電力会社、民間企業が相次ぎ発電所の建設を計画

  【製鉄プロジェクト】 上流・下流でプロジェクト浮上
               日本勢に勝機はあるのか

  【環境プロジェクト】 入札相次ぐも、収益性の低下が懸念
               暗雲立ち込める欧州ガス化溶融炉プロ


   (Vol.325 2014年1月合併号より)


重化学工業通信社
ENN編集部