LNGとエンジニアリング
 1970年前後から始まったLNGプラントのエンジニアリングビジネスだが、この時期、誰がLNGプラントの建設プロジェクトが、エンジニアリング企業の主力事業になると想像しただろうか。 しかし化石燃料ではあるもののCO2含有率が低く、環境負荷が低いため、最近では脚光を浴びている。 今後も、LNG需要は世界的に増大、小誌見通しによれば、今後20年間で生産量で年産3億トンのLNGプラントが必要になる。 実に年産500万トンのLNGプラント60基が必要になる計算だ。 当面、LNGプラントはエンジニアリング企業の主力事業であり続けるだろう。

 【総 論】
  LNGとエンジニアリング
  第4世代に突入したLNGプラント

 【千代田化工建設 代表取締役会長 久保田 隆氏】
  LNGプラントは無くてはならない事業だが、適正規模を重視
  資機材点数は600〜1,000万点、難しいプロジェクトコントロール

 【日揮 チーフエンジニア 秋山 敬二氏】
  LNGプラントは、日揮にとって無くてはならない事業
  顧客の進化で受注競争は「知恵比べ」の時代に

 【LNG市場見通し】
  今後20余年に渡り旺盛な需要があるLNGプラント
  年産500万トンクラスのプラント60基が必要

 【GASTECH 2014】
  「GASTECH 2014」、ソウルで開催
  3月24〜27日の4日間で1万4,000人の来場者



   (Vol.331 2014年4月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部