「エンジニアリングITは、LCEの活用にも大きく貢献しました」

 今では、ITはプラントエンジニアリングにとって不可欠なものになった。ツールが格段に進歩するのに伴い、エンジニアリングの精度は確実に上がってきた。またエンジニアリングそのものをテンプレート化するのにもITが大きく貢献。テンプレート化された仕事はフィリピンなどのLCE(ローコストエンジニアリングセンター)に切り出され、コスト削減にも大きな威力を持った。こうした流れの中で、千代田化工建設のエンジニアリングソリューション部門を機能分社する形で2002年に発足した千代田アドバンストソリューションズ(ChAS)も、エンジニアリング業務の効率化に大きく貢献してきた。業界切ってのエンジニアリングIT分野の論客である高山巧ChAS社長にエンジニアリングITの貢献について語ってもらった。

(vol.111 2004.4.10号より)

重化学工業通信社
ENN編集部