「強い所はさらに伸ばし、弱点は補うかあるいは切り捨てるような
メリハリの効いた経営をしています」

 1951年の米国べーレーメーター社製品の日本国内導入以来、火力発電所の発展と共に歩んできた日本べーレーは、火力発電所のボイラ制御システムやLNG基地計装制御システムに特化したユニークな会社だ。わが国電力会社の制御システムでは、他計装メーカーの追随を許さないシェアを誇る。が、専門性を高め市場を絞り込むことは同時に事業の浮沈の波が大きくなりやすいという経営上の問題も抱えやすい。そうした中で目下、取組を強化するのが既存技術の周辺への展開だ。これまでに蓄積された、高度な制御技術をバックグランドにした周辺分野への深堀りで新たな市場開拓を目指す。したたかな戦略構想を描く山本博志社長に今後の戦略について語ってもらった。

(vol.115 2004.6.10号より)

重化学工業通信社
ENN編集部