「外注による事業の効率化と、年間売上高450億円を目指します」

 Hitz日立造船は、9月1日付で全社の組織改正を行った。これに伴い、海水淡水化・発電プラントなどを手掛ける「機械・エンジニアリング事業本部」を「エネルギー・プラント事業本部」「産業機器事業本部」「有明機械事業本部」に分割した。

 そんなエネルギー・プラント事業本部では今年度、売上高400億円を見込んでいる。新組織は総人員230名で、1人あたりの売上高見込みが約2億円と、幸先のいいスタートを切る。今後は設計業務の外注により事業のさらなる効率化を図るとともに、中東向け海水淡水化プラント、国内向け発電プラントを中心に売上高450億円を狙う考えだ。
(vol.125 2004.11.25号より)

重化学工業通信社
ENN編集部