2020年3月10日号 Vol.461


Data Focus
 LNG需要、2040年に7億トン -シェルLNGアウトルック2020-


News Record
 新型コロナウィルスで、世界のエンジ業界にも激震
 ・ライオンケミカル・ハミガキ工場は、ライオンエンジがばら買い
 ・川重~メタ、焼却炉の建設・運営
 ・タクマ、焼却炉DBOプロを受注へ
 ・千代田、子会社のCSTを分割
 ・日揮、代替航空燃料の製造・販売で事業化調査
 ・月島、BoCrossフィルタを受注
 ・大成、細胞培養システムを開発
 ・キッツ、パッケージユニット型水素ステーションに参入
 ・MHPS、火力発電所のメンテサービス
 ・IHI、ネシアからボイラ改修工事を受注
 ・丸紅、英社に出資
 ・日造、循環型クリーンエネルギー創出連携研究室
 ・FDTGroup日本支部長が交代
 ・IHI、新社長に井手常務執行役員が昇格
 ・月島機械、新社長に福沢取締役常務執行役員が昇格
 ・b-en-g、新社長に羽田専務取締役
 ・アズビル、新社長に山本執行役員常務
 ・神鋼環境、次期社長に大濱敬織氏
 ・MHIEC、次期社長に菱沼隆之氏



Market Report Special
 活況続く水処理プラント市場
  汚泥・し尿処理、バイオガス化プラントなど


Market Report
 カタールLNG計画、3月上旬に技術入札の更新、価格入札は5月初めに


FOCUS
 カーボンリサイクルと人工光合成
 CO2を資源とするカーボンリサイクルは、温室効果ガスを削減するための究極の方法かもしれない。この方法に着目したわが国では、経済産業省資源エネルギー庁が「カーボンリサイクル技術ロードマップ」を策定し、その技術革新に向けた取組を強化している。その中で、注目される技術の一つに人工光合成がある。光合成は、植物が光エネルギーを使って、CO2から炭水化物を合成するものだ。光合成は水を分解する過程で生じた酸素を大気中に供給している。この植物の営みを人工的に行うことで、CO2の削減を図ろうとする試みだ。技術の実用化には時間がかかるが、この取組は軽視できない。

 【総 論】
 カーボンリサイクルと人工光合成
 期待されるCO2の資源としての活用

【金属錯体】
 カーボンリサイクルで期待高まる、人工光合成
 実用化に不可欠なCO2還元光触媒の開発で成果

【ガスクロマトグラフ】
 人工光合成の研究に不可欠なガスクロマトグラフ
 島津製作所がバリア放電イオン化検出器を搭載したGCを市場に投入


My Opinion
 三菱化工機 髙木 紀一 代表取締役社長に聞く
  中計重点項目は水素・バイオ・環境規制関連
   今後の事業見通しでは「新型コロナウィルス」の影響を懸念



Cover Story
 進化する三菱化工機の水素事業
  水素製造装置からCO2フリーの水素製造へ


Engineering Now
 ・的確なプロジェクトコスト管理を実現する「PRISM」
   モバイル機器対応の「PRISM GO」では現場でプロジェクト管理が可能
 ・経産省・高圧ガス保安室、ドローンを活用したプラント点検を実証
   1月30日に、出光興産千葉事業所で球体ドローンを活用



World Trend
 ・米フルア、中国から世界規模のアジポニトリル製造プラントを受注
 ・米マクダーモットとサウジARAMCO、洋上施設向けヤード建設で起工
 ・英ウッド、ワシントン州から交通渋滞改善プロジェクトを受注
 ・豪ウォーリー、シアトル・シティ・ライトのソーラーマイクログリッドプロジェクトを受注
 ・伊アンサルド・エネルギア、アゼルバイジャンの2協定で覚書



Equipment News
 ・SBシリーズ/チノー
 ・TB7/9N-SR/ミヤワキ
 ・タマブラン/奥多摩工業
 ・LEDioc HIGH-BAY θ+/岩崎電気
 ・DIAFINE10.4型XGA/三菱電機
 ・シャッフルコンベヤ/椿本メイフラン
 ・NRXシリーズ/日機装エイコー
 ・PX2/日東精工


Diagnosis Systems
 ・NV-120シリーズ/新コスモス電機
 ・ KNOWTILUS/新明和工業
 ・TMASCA/東芝三菱電機産業システム
 ・SmartFAM Ver3.0/日立産業制御ソリューションズ


業界パラボラアンテナ
 コロナウィルスの影響でリモート取材

Data File
 2020年2月中旬~下旬のプラント類受注状況


Editorial
 「やりたい事」と「できる事」は違う

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