2020年4月25日号 Vol.464


Data Focus
 米ベクテル、2019年は減収も堅調な業績を維持


News Record
 TPS、三井化学からアペル製造プラント増設プロを受注
 ・JFEエンジ、焼却炉DBOプロを受注へ
 ・JFEエンジ、基幹改良工事を受注へ
 ・専業大手エンジ3社、入社式無事に挙行
 ・シーメンス・エナジー日本法人、6月1日に設立
 ・清水建設、フィリピンでインフラプロジェクトを連続受注
 ・大成、新型ファンユニットを開発
 ・川重、デュアル・フューエルエンジン発電設備
 ・MHPS、JAC形GTCCで定格出力
 ・日造、水力発電向け機器供給を受注
 ・クボタ、浄水場・ポンプ場整備事業を受注
 ・MHPS、高炉ガス焚きGTCC発電設備2系列
 ・富士電機、新型誘導炉を発売
 ・NEDO、MHPSなど3社がCCU調査事業を実施
 ・荏原環境、焼却炉DBOプロを受注
 ・大成、鋳鉄製免震エキスパンションジョイントを開発



Market Report
 モザンビーク・LNGプロ・エリア4プロはスローダウン


業界パラボラアンテナ
 今年の新入社員は、ヴァーチャル入社式と研修


FOCUS
 デジタルトランスフォーメーションが起こす業務革新
 デジタル化技術の進化により、エンジニアリング業界でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)の活用が活発化している。EPCの効率化により、生産性を従来の5~6倍に改善することが目標となるなど、DXが生み出す高い生産性に注目が集まっている。一方、ごみ焼却プラントでは、プラントメーカーやその子会社にオペレーション&メンテナンスが委託されるケースが増えており、運転データを収集できる。この立場を活用してDXを核にオペレーション効率を向上し、設計へのフィードバックが可能だ。DXの導入をきっかけに業務革新が起こる。

【総 論】
 デジタルトランスフォーメーション(DX)が起こす業務革新
 DXの活用で効率向上と付加価値創造を実現へ

【千代田化工建設】
 自社EPCと顧客の資産価値最大化にDXを活用
 EPCCの業務改善では、米CII提唱のAWPを活用

【東洋エンジニアリング】
 過去データの最大活用で6倍の生産性を目指すTOYO
 ライフサイクルをカバー、「DXoT」で業務革新

【日揮グループ】
 DX活用でEPC生産性の6倍向上を目指す
 2030年代に中核となる中堅・若手社員が「ITグランドプラン2030」を策定

【JFEエンジニアリング】
 デジタル化の要衝、グローバルリモートセンター
 遠隔監視と運転省人化で、ごみ発電事業の収益性向上

【日鉄エンジニアリング】
 原点は製鉄所運営の効率化
 デジタル化の範囲拡大と新事業創出に本腰


My Opinion
 日本プロジェクトマネジメント協会 加藤亨理事長に聞く
  PMで日本の国際競争力を強化、「P2M」の製造業への普及に力
   「PMS」資格試験の普及にも取組



Cover Story
 システム建築で短工期・低コストを実現、日鉄エンジの物流施設
  アイ・オー・データ機器向け能美物流センターを完工



World Trend
 ・英ウッド、英GSKとプロジェクトパートナーとして契約締結
 ・伊メイレテクニモント、新型コロナウイルスに対して、全世界の拠点で対応
 ・米ハネウェル、新型コロナウイルス感染拡大で「N95」マスクを生産
 ・テクニップFMC、建造したFPSOが中国の建設ヤードから出航
 ・米ベクテル、米向け原子力発電所建設現場でマイルストンに到達
 ・英ペトロファック、新型コロナウイルス対策でコスト削減



プラントコストインデックス
 プラントコストインデックス「ENN-PCI」2019年第4四半期
  著者:AACE 日本支部 ENN-PCI委員会



Equipment News
 ・アクアスノーベル/アクアス
 ・イージーリリースNeo/バンドー化学
 ・モイストプロセッサー/中部電力
 ・Vmシリーズ typeS/東芝インフラシステムズ
 ・流水殺菌モジュール/東芝ライテック
 ・HW-Dシリーズ/日本アビオニクス
 ・パッケージベビコン/日立産機システム
 ・145kV VCB/明電舎


Diagnosis Systems
 ・VisibleWave/三菱電機エンジニアリング
 ・FI-900型/理研計器
 ・Exaquantum R3.20/横河電機
 ・D-200シリーズ/WQ-300シリーズ/堀場アドバンスドテクノ


Data File
 2020年4月上旬~中旬のプラント類受注状況


Editorial
 多種多様な「働き方」を想定しよう

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