【2025/3/10日号】
東洋エンジニアリングが実践する「進化するオフィス」
昨年12 月に幕張に本社を移転、理想の働き方を目指す |
東洋エンジニアリング(TOYO)は昨年12月、習志野市にあった本社を千葉市の幕張テクノセンターに移転した。移転計画には全社員が参加し、8つのタスクフォースで理想のオフィスが追求された。理想のオフィスを追求する中で、理想の働き方についても検討され、本社の移転は時代の変化に対応するオフィスを検討する良い機会にもなった。こうして新オフィスで日常的な執務が行われているが、TOYOはオフィスの状況を見直し、理想のオフィスの追求を継続する。まさしく、TOYOの新オフィスは進化するオフィスになる。 |
【2025/2/25日号】
JFEエンジ、ガーナで「第二次テマ交差点改良工事」の高架橋を完工
経済成長下の都市部のプロジェクトの難問を克服 |
経済成長下にあるガーナでは、交通の要衝における渋滞が問題になっている。この問題の解消のために計画されたのが、「第二次テマ交差点改良工事」だ。ODAの無償資金協力案件として具体化、2022年6月にJFEエンジニアリングが受注した。プロジェクトは、都市部の要衝での工事であるため、狭小地での作業が求められた。また、一定の交通量を確保しながらのプロジェクトということで、工事遂行には様々なくふうが必要だった。これまでモンゴルのウランバートルやスリランカのケラニ高架橋で都市部の工事を手掛けた実績があるJFEエンジだが、プロジェクトはJFEエンジにとってもチャレンジングなものだった。 |
【2025/2/10日号】
官民連携で実現した徳島県みよし広域連合の廃棄物処理施設
処理施設には、プランテックの竪型ストーカ炉を採用 |
わが国は、人口減少が始まっているが、これに伴い、廃棄物の排出量が確実に減少する。このため、従来通りに各自治体が廃棄物処理施設を建設するのでは、処理能力が過剰になる可能性がある。こうした中で近年、広域集約化とともに、新たな取組として注目されるのが、産業廃棄物と一般廃棄物を一緒に処理する官民連携による廃棄物処理の取組だ。
日本三大秘境の一つである大歩危祖谷温泉郷を抱える徳島県三好市では、地元の産業廃棄物処理業者である明和クリーンとみよし広域連合(構成市町村:三好市、東みよし町)が、昨年12月に官民連携による廃棄物処理施設を着工した。プラント建設を受注したのは竪型ストーカ炉で多くの実績を持つプランテックだ。 |
【2025/1/25日号】
重工、マカオでLRTの延伸プロジェクトを完工
現地への技術移転でマカオが交通システムの拠点に |
三菱重工業がマカオの交通システムに取り組み始めたのは2011年3月。東日本大震災の発生と同時期に始まったマカオでの交通システムプロジェクトだが、プロジェクトの建設とともに成果が上がったのが現地への技術移転だ。これまで重工の交通システム部隊がマカオで育成してきたエンジニアは約100名。この100名の中から米国のプロジェクトにアサインされたエンジニアもいる。マカオの交通システムプロジェクトは、プロジェクトのみならず技術移転においても成果を上げた。 |
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