Engineering Now 2022



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                      ※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。

 【2022/9/25号】
TIS千代田システムズ、インテリジェントP&ID「Dynamic Flow Navi」を開発
10月から発売、導入支援サービスも提供
TISインテックグループの持つDXにおける豊富な経験と、プラントエンジニアリングで多くの実績を持つ千代田化工建設の合弁として設立されたTIS千代田システムズ。同社は10月、インテリジェントP&ID「Dynamic Flow Navi」を本格的に発売する。P&IDは、プロセス系プラントの設計に不可欠なドキュメントだが、それに伴う大量のチェックに手間がかかるなど、効率悪化の課題があった。そんな課題を解決してくれるのが「Dynamic Flow Navi」だ。


 【2022/9/25号】
水処理施設のライフサイクルに渡るニーズを取り込むクボタ
IoTソリューションシステム「KSIS」
クボタが2025 年度を最終年度とする中期経営計画で、水処理プラント事業の領域を、従来のプラントEPCからO&M、ソリューションに広げている。自社開発のIoTソリューションシステム「KSIS(KUBOTA Smart Infrastructure System)」で、上下水処理設備をはじめとする水インフラや構成する機器設備の遠隔監視、制御、診断、予測を行い、確実で効率的な水処理業務を実現する。


 【2022/7/10号】
発電プラントの操業改善サービス「復水器冷却水系統最適制御システム」で
差別化図る中部プラントサービス
発電プラントを知り尽くしたエンジニアリング本部が提案
中部電力グループの一員として、火力・原子力発電所など、各種プラントの建設・保守を手掛けてきた中部プラントサービス。同社のエンジニアリング本部は、発電プラントを熟知しているという特徴を活かしながら、様々な事業を展開している。その中で注目されるのが、発電プラントの「復水器冷却水系統最適制御システム」だ。中部電力、JERAおよび自社で運営する発電プラントの操業の中で生まれた改善提案を通じて、独自のサービスを展開している。


 【2022/5/25号】
ポートフォリオをプラントライフサイクルに拡大したAVEVA
情報の利活用を強化したプラントライフサイクルソリューションプロバイダーへ
この数年、AVEVAはシュナイダーエレクトリックとの経営統合、OSIsoft の買収と、事業再編を行ってきた。一連の事業再編により、プラントのライフサイクルに対応できるポートフォリオを整備。これにより、ソフトウェアベンダーからプラントライフサイクル全体をカバーするソリューションプロバイダーへとシフトしている。しかしAVEVA の経営方針の主軸である「カスタマー・ファースト」が揺らぐことは無い。特に日本では顧客に寄り添うことを目的に、日本オフィスの要員と事業体制の増強に取り組んでいる。


 【2022/5/10号】
横河電機、AIを活用して35日間の化学プラントの自律制御を実現
属人的な手法をデジタル化、ENEOSマテリアルと共同実験
DXを活用した自動運転技術の開発は、様々なプラントで取り組まれている。化学プラントにおいても、着々とい進められているが、いまだに多くの箇所で運転員の属人的な判断で運転されているのが実態だ。そんな箇所でも、AIを活用して、DXにより判断する自律制御がこのほど実現した。横河電機が奈良先端技術大学院大学と共同で開発したFKDPPアルゴリズムを活用した自律制御システムによりENEOSマテリアルの化学プラントで35日間の運転に成功。化学プラントの自律制御の実用化に大きく近づいた。


 【2022/4/25号】
辰星技研、次なる飛躍を目指して「S3D」を選択
ヘキサゴングループの総合力がトータルサポート
昨年、原子力発電や産業プラントで高い評価を得ている辰星技研が、次なる飛躍を目指して、ヘキサゴンPPMが提供する3次元CAD「Intergraph Smart 3D」(S3D)への移行を決めた。20年以上に渡って使用した3次元CADからの移行だが、「S3D」には、生産性を向上する様々な機能がある。また幅広いソリューションを扱うヘキサゴングループとの連携も魅力で、グループのライカ・ジオシステムズは3次元レーザースキャニングの点群処理に豊富な実績があるソリューションを持つ。辰星技研の3次元CADの移行の判断には、ヘキサゴングループの持つ幅広いソリューションがあることも見逃せない。


 【2022/3/10号】
日揮、「日揮みらいファンド」で新規事業を創出
4テーマを設定、着実に進む新規分野への出資
昨年4月、日揮ホールディングスの国内エンジニアリング事業会社である日揮が中心となって、「JGC MIRAI Innovation Fund」(日揮みらいファンド)が設立された。このファンドにより、日揮グループは想定される未来に向かって事業を創るのが目的だ。従来の新規分野は、既存分野から一歩踏み出すフォワードキャスティングで行われたが、ファンドを通じた新規分野は想定される未来に向かって事業を創るバックキャスティングにより実現される。ファンド設立からほぼ1年が経過した今、その成果も着実に上がっている。



 【2022/2/10号】
建築・プラント設備・建築設備のBIMデータを一元管理する花田設計事務所
新設・改造の設計から維持管理まで、プラントのライフサイクルをカバー
建屋内部で稼働するプラントを設計する場合、必要となるのが、建築設備とプラント設備の空間調整だ。これを効率よく確実に設計するには、建築側とプラント側の設計を一元管理する必要がある。それを最も効率よく実現するには、同じ拡張子のデータを活用することが最善の方法だ。これをオートデスク社の製品により実現しているのが、兵庫県芦屋市の花田設計事務所だ。プラント設備と建築設備の空間調整からBIMでの維持管理を効率よく一元管理し、BIMデータの活用を実現している。その取組は注目に値する。





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