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※本文は一部を抜粋したものです、詳細はENN誌をご覧下さい。
 キッツグループ、独ペリン社の存在感
 「漏れゼロ」 を実現したメタルシートボール弁で市場を開拓           
【2011/11/25号】
 2009年12月、キッツはドイツのボールバルブメーカー、ペリン社を買収した。 メタルシートで 「漏れゼロ」 を実現する技術を持つペリン社を買収することで、キッツのソフトシートボールバルブの事業との相乗効果を発揮するのが買収の目的だった。 ソフトシートのボールバルブでは、中国などの新興メーカーと熾烈な競争を強いられるが、メタルシートバルブの競合はまだ限定されている。 その中でもペリン社は高品質のバルブメーカーとして定評がある。 自社内の厳格な検査を経て製品が出荷されるなど、その生産体制には見逃せない点もある。ペリン社の操業をドイツに追った。


 二葉科学の戦略拠点 「FUTABA柏テクニカルセンター」
 受託試験などを通じた、ユーザーとのインタフェースに効果             
【2011/11/10号】
 環境試験装置、熱処理装置を設計・製造を行う二葉科学はこのほど、東京大学柏キャンパスに隣接する 「東大柏ベンチャープラザ」 に 「FUTABA柏テクニカルセンター」 をオープンした。 2003年に柏市の東葛プラザに初めて設置されたテクニカルセンターだが、ユーザーから持ち込まれる受託試験、装置のカスタマイズ、製品の用途開発で成果を上げてきた。 そこでこのほど移転して、新たにテクニカルセンターを再オープンした。 ユーザーとのインタフェースと技術・用途開発の戦略的拠点として、その果たす役割は大きい。


 携帯型排ガス濃度測定器で各種ニーズに応えるテストー
 新製品 「testo350」 で、高精度測定を効率化                      
【2011/9/25号】
 ドイツ南部の町、レンツキルヒに本社を置くテストーは、全世界に27の子会社と70以上の代理店ネットワークを持つ、ポータブル測定器メーカーの世界的企業だ。 テストーは今年6月、重量わずか5kgのポータブルな燃焼排ガス分析計 「testo350」 を発売。 その特徴は、同時に6種類のガスの濃度測定ができ、起動時間わずか30秒ですぐに起動することなどだが、測定効率を向上させる機能が多く搭載された。 プラントの試運転時には、排ガス濃度の測定が行われることが多いが、そんなニーズには最適な排ガス分析計だ。


 徹底した生産管理で防爆機器生産する島田電機 佐野工場
 IEC 規格認定工場として、外注業者から出荷まで一貫した管理           
【2011/9/25号】
 石油・ガス、石油化学など、プラントには爆発雰囲気の危険エリアが必ずある。 こうしたエリアで使用が義務づけられているのが、各国の規格で認定された防爆機器だ。 島田電機は、防爆機器の有力メーカーとして、プラント業界に浸透しているが、主力工場である佐野工場では、規格に基づいた厳格な生産管理が行われている。 その管理は製造ラインのみならず、外注業者から出荷まで一貫して行われる。 島田電機佐野工場で防爆機器の生産管理を追った。


 積極姿勢で難局に立ち向かうワシノ機器
 顧客ニーズに応える真の 「技術力」 で激戦市場に挑む                
【2011/9/10号】
 昨年暮れ、最新のマシニングセンターの導入など、積極的な設備投資を行ったワシノ機器。 この設備投資により製造コストを約3割低減し、厳しい価格競争への対応力を強化した。 国内設備投資が頭打ちになり、事業環境が激戦必至の様相を呈す昨今だが、難局を克服するための手を緩めることはない。 プラント配管の流体システムに欠かせない、ストレーナとサイトグラスを製造する専門メーカーとして、その姿勢は前向きだ。 市場環境の悪化から、世間全体に諦めムードすら出始めているが、ワシノ機器は顧客ニーズに応えるべく、最善を尽くす。


 創立50周年を迎えた中部プラントサービス
 中部電力グループの技術力と企業力を背景に存在感                  
【2011/9/10号】
 中部プラントサービスは、電力系企業の中でも異色の存在だ。 中部電力の火力・原子力発電所の建設・メンテナンスで培ったノウハウをベースに、石油・化学プラント、環境・廃棄物処理プラント、自家発・IPP (独立系発電事業者) 、ガス供給設備、電気・計装設備、通信システムなど幅広く事業を展開している。 今年、創立50周年を迎えるが、日本のエネルギー需給状況が変わりつつある中で、長期的視野に立った事業展開を進めている。


 スリーエム、フリーハンドで作業が可能な溶接保護具を開発
 作業効率の改善、暑熱作業対策に効果                           
【2011/7/25号】
 スリーエムが、猛暑でも効率的な溶接作業が可能になる保護具を発売した。 溶接シールドと自動遮光フィルタを組み合わせた、従来型のフルフェイス型の保護具を改良したもので、遮光不要時にも遮光フィルタを取り外す必要が無く、外付けの電動ファンにより保護具内に空気を送り込める。 今年は、梅雨が例年よりも早く明け、猛暑が到来したが、溶接作業員にとっては朗報と言える新製品が登場した。


 三菱重工が自社製制御システムの外販に本腰
 「DIASYS Netmation」 で、従来の信頼性に最新IT技術を付加             
【2011/4/10号】
 1970年代後半から三菱重工業の発電プラントに導入されてきた制御システム 「DIASYSシリーズ」。 すでに250プラントに3,000システムが納入されており、その信頼性には定評がある。 重工はこの高い信頼性に最新のIT技術を付加した最新制御システム 「DIASYS Netmation」 の外販に本腰を入れる。 これまで発電システムで高い信頼性が確保されてきたが、今後は交通システムや化学プラントなどへも、システムインテグレータを通じた納入を目指す。 独自開発の 「MHIカード通信」 による低通信負荷で遠隔によるプラントの制御監視が可能になるなど、システムには魅力的な機能が満載されている。


 金子産業、安全計装システム向け空気電磁弁を各種品揃え
 TUVからSIL3認証を取得                                    
【2011/3/25号】
 1919年以来、一貫してバルブを生産してきた金子産業は、SIL3対応の各種空気用電磁弁を発売している。 3方直動シリーズ、3方パイロットシリーズ、4方直動シリーズ、4方パイロットシリーズのほか、マニアルリセットシリーズでも2機種でSIL3に対応している。 電磁弁は、安全計装システムのファイナル・エレメントとして重要な役割を果たすが、金子産業では早い時期からIEC61508の認証を取得している。


 多重安全式乾燥器で市場開拓目指す二葉科学
 加熱・熱処理工程の安全性を重視、新たな用途開発にも注力              
【2011/2/10号】
 環境試験装置、熱処理装置の開発・製造・販売を手掛けてきた二葉科学。 1959年の創業以来、熱処理と環境制御に関わる様々な技術を駆使した製品を市場に投入してきた。 確実に成長を果たし、当初、千葉県柏市に1工場だった生産体制も現在では、柏市に3工場、茨城県小美玉市に2工場を持つまでに事業は拡大した。


 品質重視の伊サーモキャスト社の合金鋳物機器
 製鉄プラント向けに内村が取扱開始、ユーロ安背景に競争力確保            
【2011/2/10号】
 −厳格な製造管理で生産−
 大阪に本社を置く工業部材専門商社、内村が扱う伊サーモキャスト社の製鉄プラント向けの合金鋳物製の機器は、高品質と低価格の双方を実現した、高い競争力を持つ製品だ。 サーモキャスト社は、イタリア北部の中心都市ミラノ近郊に本社を置く機器メーカーだ。 現在の従業員数は150名で、売上高は5,000万ユーロ(55〜60億円)。 規模はけっして大きくはないが、合金鋳物製の機器製造では、世界的にも有数の実績を持つ。



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ENN編集部