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 スウェーデンIFS、「IFS Applications 9」のインメモリ構想を発表
 2015年中に、インメモリ・データベースに最適化された新ツールの
 提供を開始へ
                                   2015.5.22

 ERPソフトウェア「IFS Applications」のグローバルベンダーである、スウェーデンIFSは米国ボストンで開催された「IFS ワールド・カンファレンス」において、「IFS Applications」のインメモリ対応に関する計画を発表した。

 「IFS Applications」にインメモリ・データベース・テクノロジーを適用して、実在のシナリオを下に、リアルタイムのデータ分析を行った結果、数千倍も速く処理が完了するようになった。

 IFSのインメモリ・データベース・テクノロジーは、高速のデータ分析を可能にするとともに、データウェアハウスに格納されたデータではなく、トランザクションデータを利用してリアルタイム情報に基づいたレポートを作成できるようにするもの。これにより、顧客とビジネスの距離を縮めることができる。また、このテクノロジーの採用は、情報可視化や分析を強化するというIFSの戦略にも即している。

 この戦略は、「IFS Applications」に情報可視化ツールや分析ツールを組み込むことで、組織のあらゆるレベルにおいて、情報の透明性を高め、意思決定を改善しようとするもの。

 またIFSは、インメモリ対応機能の一つとして、「IFS インメモリ・アドバイザー(IFS In-Memory Advisor)」を発表した。これは、顧客が「IFS Applications」の特定の分野にインメモリ・テクノロジーを適用することで、最大限の効果が得られるように設計された新しいツールで、このツールは「IFS Applications」の最新版である「IFS Applications 9」上で利用することができ、出荷は2015年第4四半期。

















㈱重化学工業通信社
 

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