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 2018.9.20
ベントレー、「Bentley CONNECTION Seminar 2018 Tokyo」を開催「iModelHub」「ContextCapture」などのソリューションを紹介

 
Bentley CONNECTION Seminar2018
 ベントレーシステムズは9月5日、「Bentley CONNECTION Seminar 2018Tokyo」を東京・品川の東京コンファレンスセンターで開催した。
 毎年開催されている、ベントレーの「CONNECTION Seminar」だが、今年のイベントで注目されたのが
、昨年10月に発表された「iModel Hub」だ。


注目される「iModelHub」

 そもそも「iModel」は、データのフォーマットに関係なく、情報をやりとりできるソリューションだ。

 設計、建設、運用環境間およびそれらの内部で、簡単、完全かつ正確に情報をやり取りできるようになる。ビジネスプロパティ、形状、グラフィックスなどのあらゆるコンポーネント情報をオープンな形式で共有し、複数のベンダーのビジネス、エンジニアリング、建設、運用アプリケーションに対応する標準インタフェースで操作することが可能だ。

 ベントレーは創業以来、データフォーマットのインターオペラビリティ(相互互換性)を重視した事業を展開し、その事業ポリシーを反映したソリューションでもある。

 ベントレーは昨年10月にシンガポールで開催したイベント「Year in Infrastructure」において、「iModel2.0クラウドプラットフォーム」とその最初のサービスである「iModelHub」を発表した。

 「iModel」コンテナは、自己記述的な構造であるため、単体で使いやすいものの、複数の部門をまたいだデータの集約や利用には向いていなかった。そこで「iModel2.0クラウドプラットフォーム」は、「iModelHubクラウドサービス」と「iModelBridge」を活用することで、この課題に対処し、「iModel」間でのデジタルデータ調整の余地を最大限に高めている。

 また「iModelBridge」では、アプリケーションのネイティブ形式の情報が、「iModelHub」の意味、構造、単位、座標のレジストリに合わせて調整される。ベントレーでは、他のアプリケーション向け「iModelBridge」プログラムを提供している。

 「iModel2.0クラウドプラットフォーム」は、「iModel」の機能をクラウドプラットフォーム上で活用できるものだ。これにより、チェックイン済みのプロジェクト変更内容が完全に同期し、複合プロジェクト「iModel」の自動更新により、包括的かつ継続的な設計レビューを実施し、複数の部門にまたがるデジタルワークフローの進捗が管理できる。

 「iModelHub」では、プロジェクトの全変更内容がタイムラインに記録され、プロジェクト関係者が使用するプロジェクトドキュメント管理ソリューションである「ProjectWise」のワークフロー構成を基に、関連性の高い変更の有無を示す通知がプロジェクト関係者に送信される。これにより、プロジェクト関係者は、特定のタイムラインマイルストーンと同期の可否を指定でき、さらに進行中の変更による影響を視覚化しながら解釈できる。

 複数のプロジェクトをまたいだ高度な解析を可能とし、資産の連携を実現するためには、解析対象ごとに「iModelエージェント」をプログラミングすることで、「iModelHub」からプロジェクトレベルの変更通知を配信し、適切なフィルタリングによって、企業のデータレイクに効率的な増分更新を加えることができる。これにより、現在のインフラエンジニアリングモデルデータへの安全なアクセスが確保され、コンプライアンスと安全性が保証される。

 「iModelHub」は、デジタルワークフローを実現するソリューションだが、今回の「CONNECTION Seminar」においても、「iModel Hub」が強調された。


「ContextCapture」モバイルが登場

 また空間情報からモデルを作成できる「ContextCapture」は、最近のベントレーのヒット商品だ。

 デジタルカメラの画像を組合わせることで、3次元モデルを作成できる。マッピング、設計、建設、資産管理に幅広く使用されている。最近では、ドローンに搭載されたカメラで撮影した画像により空間情報をモデル化することも行われている。

 この「ContextCapture」のモバイル版もリリースされ、小さいモデルを生成するのに適したソリューションとして、紹介された。

 相次いで新ソリューションをリリースするベントレーだが、今回の「CONNECTION Seminar」でも、活発な事業活動が垣間見えた。

㈱重化学工業通信社
 

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