2026.2.25
AVEVA
「AVEVA ERM」と「Work Packs」で施工をサポート
「Work Packs」は米CII考案のAWPをフォロー |
AVEVAは、「AVEVA Enterprise Resource Management(ERM)」と、「Work Packs」の2種類のソリューションで施工管理をサポートしている。
これらのソリューションの活用により、プロジェクトの生産性の25%の向上、総設置コストの10%の削減、材料コストの3~5%の削減、そしてすべてのEPCプロジェクトの入札審査における41%のコスト削減を実現した実績がある。
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| 現場管理を中心としたAWPソリューション |
AIを活用した入札評価が可能になった
プロジェクト管理ソリューション「AVEVA ERM」 |
「AVEVA ERM」は、大規模なキャピタルプロジェクト、造船所における、資材、調達、サプライチェーン管理を最適化するために使用される統合されたソリューションだ。調達と建設計画を合理化し、リアルタイムの資材追跡、排出量削減、サプライチェーンベースのコラボレーションなど、AIを活用した入札評価を可能にすることで効率を高めることができる。
プロジェクトのEPCの中でも、(調達Procurement:P)では、仕様作成、BOM処理、注文、サプライヤー選定、購入を自動化できる。カタログ作成、調達、ロジスティクスから倉庫管理および出庫まで、資材のライフサイクルを総合的な追跡が可能だ。
またアドオンで、「Advanced Work Packaging(AWP)」をサポートしている「Work Packs」の機能を使用すると、3Dモデルの統合、組み込み分析、プロジェクトステータスと建設作業パッケージの可視化などのメリットを活用できる。
さらにアドオンの「Track'em」機能を活用すると、資材や設備、資産をその調達段階から設置段階まで管理できる。このソリューションには、シームレスな統合という特徴があり、バーコード、RFID、QRコード、その他の追跡技術に対応している。
この他、AIによるベンダー管理にも対応しており、アドオンの「Mintmesh」を使用すると、AI搭載の入札前の技術評価ツールで最適な価格を確保しつつ、テクニカルエバリュエーションやサプライヤーのパフォーマンス、ベンダー管理に関する実用的な洞察を獲得することができる。
エンジニアリングおよびスケジュールデータを構造化された作業パッケージに変換し、シームレスな実行を可能にし、高度な作業パッケージ化をサポートする。これにより、計画と実行の整合性を確保、遅延が削減され、手直しを最小限に抑えることができる。
CII考案のAWPベストプラクティスな
情報統合が可能な「Work Packs」 |
「Work Packs」は、米国の建設業の生産性を検討する団体であるCII(Construction Industry Institute)が考案した、建設作業を軸として設計・調達・現場の一元管理を実現するAWPに準拠した、SaaSソリューションだ。
プロジェクトの初期建設計画から詳細な週間工程計画まで、すべてを網羅しており、CIIのAWPベストプラクティスな情報統合ができる。「Microsoft
Azure」上でホストされ、データ保護のための堅牢なセキュリティ機能を備えている。
すべての設計成果物のリアルタイムな評価履歴追跡と差分管理に対応しているうえに、ワークパッケージコンテンツの自動生成が可能だ。
小規模から世界最大級のギガプロジェクトまでに対応しており、ポートフォリオレベルとプロジェクト固有のレポートとKPIを表示できる。
「Work Packs」は、千代田化工建設が使用しているが、同社はかつて、①手動プロセスがプロジェクトデリバリーの非効率性を引き起こしている、②パッケージ作成に長時間を要し、数時間かかっている、③オペレーションにおける長期的な持続可能性と効率性の必要性、といった問題を抱えていた。
これらの問題に対し、「WorkPacks」と既存のソリューションとの統合を行い、デジタルスレッドとの間で入出力データをキャプチャするための35以上のフローを開発した。これにより、データプロセスの自動化を実現、数百時間の手作業を削減し、パッケージ作成時間を大幅に短縮して、数時間からわずか数分に短縮した。
建設のデジタルツインの作成が可能で、これを活用すれば、綿密な施工計画を立案し、それにより施工の効率化を実現できる。
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