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 2026.2.25
 ENN2月25日号 特集:「機能」重視のエンジニアリングIT
 「機能」を最優先課題として捉えるエンジニアリングITユーザー
 3次元プラント設計CADでは「EyeCAD」が最大シェア

ソフトウェアの選定で最も重視されるのは「機能」

Q5:施工管理用のBIMアプリケーションとして、どの製品を使用していますか?
                                        複数回答可

  Q5.施工管理用ソフトの製品別構成比
「Navisworks」(オートデスク)が最大シェアで87%を占めた。次いで「Autodesk Construction Cloud」(オートデスク)が13%となった。

「Navisworks」はフォーマットに関係無く使用できるビューワーとして、プラントや建設のエンジニアリング業界に普及した。フォーマットに依存しないため、施工管理用にも活用されることが多い。「Navisworks」が開発される以前は、各CADベンダーが純正のビューワーを市場に投入していたが、「Navisworks」が市場に投入されると、ビューワー市場の勢力図が一変した。様々なフォーマットに対応できる点が使い勝手の良さにつながっており、施工管理ソフトとしても使用されるようになった。

またシェア第2 位となった、「Autodesk Construction Cloud」も50種類以上のフォーマットに対応できるのが特徴だ。「施工BIM」ソフトとしてユーザーに浸透している。ゼネコンのみならず、施工に重点を持つプラント工事会社でも使用されているケースが多い。



Q6:施工管理用のプロジェクト(エンジニアリング)・データ・マネジメント・
   ソリューションとして、どのソフトを使用していますか?
                                        複数回答可

  Q6.施工管理用ソフトの製品別シェア
「使用していない」という回答が過半を占めたが、「使用している」企業の62%が「Autodesk Construction Cloud」を使用している。このほか、「AVEVA Net」(AVEVA)23% 、「SmartPlant Foundation」(Hexagon)15%となった。
「Autodesk Construction Cloud」はフォーマットに依存しないソフトウェアだが、「SmartPlant Foundation」や「AVEVANET」は、それぞれのベンダーが市場に投入している3次元CADの使用者が使用するため、ユーザーが限定される。



Q7:3次元レアリティモデリングソフトウェアとして、どのソフトウェアを
   使用していますか? 
                        複数回答可

   Q7.3次元スキャナの製品別シェア
「ReCap Pro」(オートデスク) がシェア90% 、「iTwinCapture Modeler」(ベントレーシステムズ)10%だった。

「ReCap Pro」は3次元レーザースキャナーで取得した点群データを処理するソフトウェアだ。

一方、「iTwin CaptureModeler」が空間情報から3次元モデルを作成するソフトウェアだ。

両ソフトウェアの機能と用途は異なるが、いずれも特徴があり、エンジニアリング業界内での支持はそれなりに高い。



Q8:エンジニアリングITツールの選択で重視していることを教えてください。                                           複数回答可

   Q8.Reality Modelingソフトの
    製品別シェア
「機能」という回答が最も多く29%を占めた。次いで「価格」25%、「省人化・生産性」24%となった。

エンジニアリングITツールの選択では、「価格」以上に「機能」が重視されており、使い勝手が悪く、生産性が上がらないソフトは使用されない。「機能」が最大のチェックポイントだ。

次いで「価格」が重視されている。選択の際にコストは無視できる要素では無く、重視しているユーザーは多い。

さらに「省人化・生産性」が多くのシェアを占めた。最近は、人手不足でエンジニアの確保が難しいケースもあり、省人化への効果が重視されているものと見られる。

その他の回答では、「顧客の要望」8%、「ベンダーのサポート体制」8%となった。

「顧客の要望」は顧客が指定したソフトウェアを使用せざるをえないため、この回答がある程度、支持された。

またソフトウェアを提供する「ベンダーのサポート体制」も重視されている。実際、ソフトウェアを使用して、ベンダーの十分なサポートがないと、その機能を十分に使いこなすのが難しくなる。

こうした点で、「ベンダーのサポート体制」がチェックすべき、重要ポイントの一つと言えるだろう。

エンジニアリング業界は、建設およびプラントのいずれもエンジニアリングITが無ければ事業ができない。日頃から、エンジニアリングITには親しむ必要がある。




 


















㈱重化学工業通信社
 

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